こんにちは保健師です 健康コラム 第4回 骨粗しょう症 ~あなたの骨は大丈夫?~ 骨は、成長期を過ぎた後も新陳代謝を繰り返しています。しかし、その機能は加齢とともに低下していきます。 寝たきりの高齢者の6人に1人は、その原因が「骨折」と言われています。 今回は、骨を丈夫にする生活について考えてみましょう。 骨粗しょう症とは? 骨の中のカルシウム成分が〝スカスカ〟になって、もろくなってしまった状態を骨粗しょう症といいます。 骨粗しょう症になると、日常のちょっとしたことでも骨折しやすくなります。また、骨折したところがくっつきにくいので、治療に時間がかかるという傾向がみられます。 現在、65歳以上の高齢者のおよそ3分の1に相当する500万~600万人が骨粗しょう症であると考えられています。 一般に、骨量や女性ホルモンの働きから、男性より女性の方が骨粗しょう症患者が多いという報告もあります。 予防のために 1.カルシウムの多い食材を積極的に取る 予防のためには、カルシウムを摂取することが1番です。乳製品、大豆製品、緑黄色野菜、海藻、小魚などにはカルシウムがたくさん含まれています。意識して摂取しましょう。 2.適度に日光浴をする 日光浴により、体内でビタミンDが作られます。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨を作る細胞を活性化します。 3.適度な運動習慣をつける 適度な運動は骨を強くし、体重を支えるための筋肉を養います。運動を習慣化すると、骨量の減少が抑制されます。 4.カフェイン・お酒・たばこを避ける これらは、すべてカルシウムの吸収を妨げるものです。食塩やリン酸にも同じ作用があるので、濃い味のものやインスタント食品の取り過ぎにも注意が必要です。 5.転倒予防を心がける 敷居や畳のへり、カーペットなどの小さい段差にも注意が必要です。 カルシウムを取りましょう 骨粗しょう症を予防するため、カルシウムを摂取しましょう。 予防のための目標摂取量は、成人で1日600~700㎎と言われています。 今日からでも遅くありません。毎日の食生活を見直してみましょう。 ≪カルシウムを100㎎摂取するには?≫ ・牛乳・ヨーグルト 100cc ・チーズ 15g ・豆腐 1/3丁 ・納豆 1パック ・にぼし(しらす) 5g(15g) ・ごま 大さじ1杯 ・海藻(干し)7~10g ・緑黄色野菜 50~70g ひと口メモ
骨粗しょう症は、高齢者の病気と思われがちですが、若い人でも注意が必要です。 人間の骨は、10代にどんどん作られます。そして、20~40代は最も骨量が多くなり、それを減らさないようにする大切な時期です。その時期に不規則な食生活や過度なダイエットをすると、骨に必要なカルシウムが十分に摂取・維持できなくなります。すると、若くても骨粗しょう症や骨粗しょう症予備軍になる危険性が高まります。 若い人も、食生活を改善し、カルシウムを十分に摂取するよう心掛けてください。そして、適度な運動、規則正しい生活で骨を強くしましょう。 |
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