こんにちは保健師です 健康コラム 第5回 がんの予防 ~がん検診を受けましょう~ 現在、日本人の死亡原因の第1位である「がん」。がんで亡くなる人は、全国で年間34万人を超えており、成人における死因の3分の1を占めています。 がんは不治の病と考えられがちですが、最近では治療研究が進み、早期に発見すれば完治するケースも増えています。定期検診を受けて、早期発見・早期治療することが大切です。 どんながんが多い? 臓器別のがんによる死亡数を見ると、男性の第1位は肺がん、2位胃がん、3位肝臓がん、女性は第1位は大腸がん、2位胃がん、3位肺がんとなっています。 ≪臓器別のがんによる死亡数≫
(2007年人口動態統計) ◆肺がん 喫煙による影響が大きいと考えられています。初期にはほとんど症状がありませんが、肺がんは他のがんに比べて、転移する速度が速いので早期発見が重要です。 ◆胃がん 胃がんのリスクを高めるのは、「食塩の過剰摂取」「野菜不足」「ピロリ菌感染」「喫煙」などです。通常、早期の胃がんでは、自覚症状がほとんどあらわれないことが多いようです。 ◆大腸がん 大腸がんができると、破壊された組織から出血し、便に血液が混ざります。慢性的な痔をもっていると、「痔のせいだろう」と判断してしまうことが少なくありません。自己判断はせずに、医療機関を受診しましょう。 ◆乳がん 乳がんは30歳代後半から増え始め、40歳を過ぎたころ最も多くなります。初潮が早かった人や30歳以上で出産経験のない人、閉経の遅い人、家族に乳がんの人がいる、などの場合は要注意です。普段から自己チェックしましょう。 ◆子宮がん おりものに血が混じる、腰痛や下腹部の痛みが続く、不正出血がある、性交時に出血するなどの症状がある場合は一度検査を受けましょう。 ◆前立腺がん 60歳代から70歳代の男性に多く見られるのが、前立腺がんです。初期は無症状ですが、進行すると排尿に時間がかかる、頻尿などの症状が見られます。 がんを予防するためには? がんの予防に大切なことは、定期的な検診の受診と、がんの危険因子を遠ざけた日常生活です。 ■がん予防12カ条 1.バランスのとれた栄養を 2.毎日、変化のある食生活を 3.食べ過ぎを避け、脂肪は控えめに 4.お酒はほどほどに 5.たばこは吸わない 6.食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる 7.塩辛いものは少なめに、あまり熱いものは冷ましてから 8.焦げた部分は避ける 9.カビのはえたものに注意 10.日光にあたりすぎない 11.適度にスポーツをする 12.からだを清潔に ひと口メモ
がんの発生要因は、遺伝や加齢など、予防できないものもありますが、多くは食生活やたばこ、酒などの嗜好品が関係しています。 がん予防12カ条を見ても〝食〟に関係するものが8つを占めています。どれも「当たり前」と思うかもしれませんが、これを機会にもう一度、日ごろの生活習慣を総点検してみてください。 また、年に1回はがん検診を受診しましょう。町においても各種がん健診を行っています。対象者はどなたでも受診できますので定期的に受診するよう心掛けてください。 問合せ先 健康福祉課健康増進担当 ℡(55)7759
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