こんにちは保健師です 健康コラム 第1回 知ってますか?糖尿病 ~放っておくと危険です~ 秋というと、「○○の秋」と表現されますが、皆さんはどんな秋を連想しますか?読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋。そして多くの方が何より「食欲の秋」を連想するのではないでしょうか? キノコ類や魚、果物などいろいろな食べ物がおいしい季節です。しかし、ついつい食べ過ぎていませんか? 食べ過ぎは、健康を害する恐れがあります。飽食の今日、40歳以上の8人に1人、60歳以上では4~5人に1人が糖尿病、または糖尿病予備軍であるといわれています。 毎日の食事を見直して、糖尿病を予防しましょう。 糖尿病ってどんな病気? すい臓でつくられるインスリンというホルモンの分泌や働きが悪いために、血液中のブドウ糖量(血糖値)が過剰に増加している状態をいいます。 症状としては、血糖値が高くなるとのどが渇くため、多量の水分を取るようになり、それによって尿量が増えることがあげられます。 ■糖尿病が進行すると... ・体重の急激な減少 ・視力の低下 ・手足のしびれ ・全身の疲労感 ・皮膚がかゆい などの体の異常が現れます。 糖尿病はなぜ怖い? 糖尿病は、単に「尿に糖が出る」だけの病気ではありません。そのまま放置すると、神経の機能がおかされたり、全身の血管がもろくなるなどし、さまざまな合併症を引き起こす恐れがあります。 ■糖尿病の3大合併症 ・糖尿病性網膜症 網膜の中の細い血管が、痛み、出血を繰り返します。 ・糖尿病性神経症 神経がおかされ、主に手や足がしびれて知覚が鈍ります。 ・糖尿病性腎症 腎臓の血管が痛んで、腎機能が低下し、尿蛋白が出ます。 糖尿病の原因は? 中高年以降に発病するタイプの糖尿病は、遺伝的要因に加えて、運動不足や過食、ストレスなどの生活習慣が重なることで発病します。 また、統計によると、両親のどちらかが糖尿病の場合、およそ30%、両親ともに糖尿病の場合は、およそ60%の確率で、子どもも糖尿病になるといわれています。 これに比べ、両親ともに糖尿病でない家系での発病率は、1%以下となっています。 予防するには? ■糖尿病予防5カ条 1.肥満を解消する 適正体重を目指して、まずは肥満を解消しましょう。 2.食べ過ぎ、飲みすぎはやめる 果物の食べ過ぎ、アルコールの飲みすぎは要注意! 3.適度な運動を習慣に 適度な運動は、血糖値を下げ、肥満予防にも効果的です。 4.ストレスは解消 ストレスは、糖尿病の誘因となります。 5.栄養バランスのとれた食生活を 少量でも、たんぱく質など栄養バランスのよい食事を取りましょう。 ■定期的に健診受診を 自分の血糖値をご存じですか?1年に1度は健診を受診してチェックしましょう。 ■肥満の予防は、まず自分の標準体重を知ることから。 標準体重を知ろう 身長(m)×身長(m)×22=あなたの標準体重です。 ひと口メモ 糖尿病の怖さの一つが、高血圧になりやすく、高脂血症を起こしやすいことです。つまり糖尿病をもつことは、将来的に高血圧や高脂血症になりやすいということです。 また、糖尿病治療の一つである食事療法は、単に総エネルギーを減らすため過酷なものです。 想像してみてください。常に空腹感と闘う生活を。イライラすることが多くなり、生活の質が落ちてしまうことが想像できます。 今からでも遅くありません。糖尿病予防を実践してみてください。 |
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