こんにちは保健師です 健康コラム 第9回 発 熱 ~発熱時のホームケア~ 新型インフルエンザの発生により「発熱相談」や「発熱外来」という文字をよく目にするようになりました。 そこで今回は「発熱」と「発熱時のホームケア」について考えてみましょう。 「発熱」とは? 1.熱は、体の中に侵入したウイルスや菌に対して、人間の体が戦うときに出ます。 2.熱は「体の中で何らかの異常が起こったこと」を知らせるサインの一つです。 体温を上げることによって、侵入したウイルスや菌の増殖を抑え、免疫の働きを活発にします。 通常のウイルス感染などによる発熱では41・5℃を超えることはありません。これは、安全弁として脳の中に熱を下げる物資を放出することで、それ以上の体温上昇を抑えているからです。 このように、発熱は生体によってコントロールされている「有利な高い体温」です。 何度以上が発熱? 年齢や平熱によっても異なりますが「熱がある」と、はっきり言えるのは「37・5℃以上」と考えてください。また、高熱とは38・5℃以上を指します。 体温を測る 普段の元気な安静時に熱を測っておき、「平熱」を知っておきましょう。 通常はわきの下で測ります(汗をよく拭いてください)。水銀体温計では約10分間必要です。 家庭での発熱時の対処 発熱を確認したら、まず「安静」です。ゆっくり休ませてください。 1.寒がるとき ・熱が出始めるときに、寒気がすることがあります。顔色が青く寒がっている場合は、衣類や掛ける物を増やすなど温めてあげましょう。 ・熱が上がりきると、暑く感じてきます。顔が真っ赤で暑がっている場合、汗を拭き薄着にさせましょう。また、冷えたタオルで頭(おでこ)を冷やすのも良いでしょう。ただし、嫌がる時は無理に冷やさなくてもよいでしょう。 2.水分補給が重要 ・飲める水分ならなんでも良いとされていますが、高熱時には胃の働きも悪くなっているため、リンゴジュースやイオン飲料、麦茶のように吸収が早く、胃を通過しやすいものが適しています。 3.薬を吐いてしまったら ・薬を服用後、15分以内に大量に吐いてしまった場合、再度飲みなおしましょう。少量の場合や時間がたっているときは、そのまま様子を見ましょう。 4.病院に行くべきかどうか 発熱の際は、原則として受診してください。発熱の原因はさまざまです。素人判断は禁物です。 また、夜間の場合は「発熱時の対処」を行い、それでもぐったりしている、水も飲めない、吐き気が止まらないなどの症状があるときは、救急病院(左ページ)に問い合わせてください。 参考資料 (日本赤十字社秦野赤十字病院・浦西医院 提供資料) ひと口メモ 「発熱電話相談センター」の利用について 県内でも新型インフルエンザの感染が確認されました。新型インフルエンザ患者との濃厚接触や38℃以上の発熱など、新型インフルエンザ感染が疑われる方は、まず「発熱電話相談センター」に電話相談しましょう。 ○発熱電話相談センター (新型インフルエンザ相談窓口を兼ねる) ・県南健康福祉センター TEL0285(22)1219 FAX0285(22)8403 夜間(午後5時30分から午前8時30分) TEL080(2073)4497 |
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